こんにちは,「泳ぐ課長の水中戦略課」です。
EN2練習で持久力は上がったのに,レース後半で思ったように伸びないと感じたことはありませんか?
私自身もEN2単独の練習だけでは後半型に変わらず,EN2後にスプリントを組み合わせることで,短距離自由形のレース後半でも粘れる感覚を得られるようになりました。
EN2後にスプリントを入れる理由
EN2の後にスプリントを入れると,心拍や乳酸が高い状態でスピードを出す負荷をかけられます。
これはレース後半の実戦に近い状況を作れるため,EN2単独練習やスプリント単独練習よりも後半のフォーム維持力を鍛えられると感じています。
実際の組み合わせメニュー例
私が実践している組み合わせの一例です。
EN2:
- 50m×6〜8本 @1’00(EN2ゾーンで心拍をしっかり上げる)
→ セット間で2分程度休憩し心拍を整える
スプリント:
- 25m×4本 @2’00(フォーム維持を最優先に1本ごと全力)
意識したポイント
- スプリントではタイムよりも「フォーム崩れないギリギリの強度」を意識
- EN2中はリズムと姿勢を優先し,無駄な力を使わないように心がけた
- セット間で心拍数を計測し,上がりすぎたら次セットの強度を微調整
まとめ
EN2とスプリントを組み合わせると,短時間でも持久力とスピードを同時に強化でき,レース後半に粘れる泳ぎが身につきやすくなります。
時間に限りがあるマスターズスイマーにこそ試してほしい組み合わせ練習です。
今回の記事が参考になれば嬉しいです。次回は,EN1の役割や短距離スイマーにとっての必要性についても詳しく解説していく予定です。
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