こんにちは,「泳ぐ課長の水中戦略課」です。
今回は,8月第2週(8/11〜8/17)の練習メニューと結果レビューをお届けします。
目次
今週のテーマ:レースペースとフォーム効率の両立
今週中は,短水路でのスプリント力を維持しつつ,フォーム効率を高めることを重点に取り組みました。
今週のメニューと結果

8月11日(月)
- Main②:1本目から12秒出すことができた。2〜3本目も安定して13秒台をキープできた。
- Sub②:6本とも呼吸3回以内を達成。ストローク数は25mあたり15回と不得意なpullとしては悪くない結果であった。
☆総評:短距離の爆発力と安定性が向上している一方で,後半の持久力強化が課題。
8月14日(木)
- Main①:キャッチアップ気味のテンポを上げない状態で30秒出せたのは収穫。ストローク効率向上し,無理なくスピードが出せていると感じる。32秒台までタイムが落ちたが,現段階ではこれが実力値と考える。
- Sub②:ピッチはあげつつも足に力がはいりすぎない意識で実施。43秒は落ちすぎ。キックのタイムはなかなか安定しないのは課題。
☆総評:効率的なストロークは成果が出てきているが,キック力と安定性に課題が残る。
8月16日(土)
- Main①:25mのフォームがあるものの,75mの練習はあまり実施していないため,疲労がかなり蓄積された感じがあった。
- Main②:最後の1本は31秒まで落ちてしまったが,これまではここまでのタイムでキープすることはできていなかったため,成長は感じている。
☆総評:中距離的な耐久練習では疲労が大きかったが,後半の粘りに成長を確認できた。
8月17日(日)
- Main①:最近は100m通して泳ぐ練習がなかったためか,タイムが上がらないわりに追い込むことができなかった。疲労感はあり,耐乳酸トレーニングとしてはしっかりできたと考える。
☆総評:100m全体を通す練習不足が浮き彫りになったが,耐乳酸刺激としては効果があった。
まとめと次週への課題
今週はスプリント力とフォーム効率を確認できた一方,キックの安定性と100m通しの耐性不足が課題として残った。次週はレース想定スピードでの練習を増やし,50mごとのバランス感覚を強化していきたい。
あわせて読みたい


ストローク数から読み解く推進効率の鍵|自分の泳ぎを数値で見直す方法
こんにちは,「泳ぐ課長の水中戦略課」です。 今回は「ストローク数」に注目して,推進効率(ストローク効率)をどう見極めるかと,それをどう練習に活かしていけるかを…
あわせて読みたい


短距離を速くするAN練習|AN1〜AN3でスピードと粘りを鍛える
こんにちは,「泳ぐ課長の水中戦略課」です。 これまでEN練習で基礎的な持久力やフォームを作ってきましたが,短距離自由形を本気で速くしたいなら,AN練習でレースに直…
コメント