30代後半からの短距離挑戦|年齢に負けない練習の心構え

こんにちは,「泳ぐ課長の水中戦略課」です。

30代後半に差し掛かると,学生時代と同じようなスピードやキレを維持できるのか不安になったり,練習してもなかなか結果が出ないと感じることはありませんか?

私自身,マスターズに挑戦を再開した当初は,年齢を重ねて長距離種目を泳ぎ切る体力には不安があり,その分短距離で自分の強みを活かせないかと考えるようになりました。
短距離に挑戦を続ける中で,練習を工夫しながら取り組むことで年齢に負けずにタイムを更新する喜びを感じられるようになりました。

今回は,30代後半から短距離に挑戦を続ける上で大切だと感じている心構えやポイントをまとめました。
同じように年齢を重ねながら挑戦を続けたい方の参考になれば嬉しいです。


目次

年齢を重ねると感じる変化

30代後半になると,学生時代や若い頃と比べて体にいくつかの変化を感じるようになりました。

  • 疲労回復に時間がかかるようになり,ハードな練習を連日続けると体が重くなる
  • スタートやターンなど瞬発力を必要とする動作で,反応速度やキレが鈍く感じることがある
  • 練習後に体の節々に張りや痛みが残りやすく,ケアを怠ると怪我に繋がりやすくなる

これらの変化を感じたとき,「もう年齢的に無理なのでは」とネガティブに捉えてしまいがちですが,工夫次第で十分に成長を続けられると感じています。


30代後半からでも挑戦を続けるために大切な心構え

年齢を重ねても短距離に挑戦を続ける上で,私自身が大切にしている心構えは次の3つです。


自分の強みを活かす意識を持つ

加齢で失うものに目を向けるのではなく,自分の得意なスタートやストロークのリズムなど「強みを活かす泳ぎ」を意識することで,自信を持ってレースに挑めるようになります。


練習量と強度を見極める

若い頃の感覚のまま無理に泳ぎ込むと,疲労が抜けずパフォーマンスが落ちるだけでなく,怪我にも繋がりやすくなります。今の体力や生活リズムに合った練習量・強度を見極めることが大切です。


若い頃と比べず,今の自分を受け入れる

「昔はもっと速かったのに」と過去と比較するのではなく,「今の自分がどこまでできるか」を考えることで,前向きに挑戦を続けやすくなります。


実践的な練習ポイント

30代後半から短距離を続ける中で,練習の質を高めるために私が意識しているポイントを紹介します。


短時間でも集中して質を高める

時間に余裕がない中でも,「1本1本を意識して泳ぐ」ことで集中力を高められます。疲れてきたときほどフォームやタイミングを意識することで,内容の濃い練習になります。


疲労を溜め込まない

練習で疲れを感じたら無理に追い込まず,翌日に疲労を残さない工夫を心がけます。休養を練習の一環と捉え,継続して練習を積めるコンディション作りを優先しています。


自分に合ったウォーミングアップ・クールダウンを大切にする

年齢とともに体が温まるまで時間がかかるため,ウォーミングアップを入念に行い,怪我を防ぐことを意識しています。クールダウンもしっかり行い,練習後の疲労回復を促しています。


実体験を交えた心構え

私自身,マスターズとして短距離に再挑戦する中で,「練習量が少ないからもう無理かもしれない」と感じたこともありました。

ですが,限られた時間の中で練習を工夫し続けたことで,30代後半でも少しずつタイムを縮めることができ,先日の大会では目標の59秒台を達成できました。

挑戦を続けていく中で感じたのは,「結果がすぐに出なくても焦らずに積み重ねていくこと」が何より大切だということです。

自分のペースで練習を続けることで,年齢を重ねてからでも成長を実感でき,また次の挑戦に向けて前向きになれました。


まとめ

30代後半から短距離に挑戦を続ける中で,年齢を言い訳にせず,自分に合った練習や工夫を重ねることが大切だと改めて感じています。

学生時代のように練習量をこなすのは難しくても,質を意識して積み重ねていけば,年齢を重ねてもタイムを更新するチャンスは十分にあります。

同じように「年齢的にもう無理かな」と悩んでいる方も,自分のペースで挑戦を続けてほしいと思います。
これからも「泳ぐ課長の水中戦略課」では,短距離自由形での挑戦を通じて学んだことを発信していきますので,よろしくお願いします!

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