こんにちは,「泳ぐ課長の水中戦略課」です。
マスターズ大会に向けて努力を重ね,目標を達成した後——
達成感とともにやってくるのは,意外にも「気の抜けたような感覚」ではないでしょうか。
私自身,6月末のKANSAI MASTERS 2025で目標の59秒台を達成し,大きな満足感を得ました。
しかし,ふと気づくと「次は何を目指そう?」と迷う自分もいました。
この記事では,大会後の“ゆるみがちな時期”をどう乗り越え,前向きな気持ちで次のチャレンジに取り組むかをまとめました。
大会後によくある気持ち
- 燃え尽きたような感覚
- 「しばらく休もうかな」という気持ち
- 次の目標が思いつかない迷い
こうした感情は,むしろ「全力でやり切った証拠」でもあります。
一方で,このまま間隔が空いてしまうと,せっかくの成長やリズムが途切れてしまうことも。
モチベーションが下がる理由
- 目標が一つ終わると「空白」ができる
- 「次も頑張れるかな」という不安
- 達成できなかった反省が頭をよぎる
こうした心理的な揺らぎは,ほとんどの競技者が経験することです。
だからこそ,客観的に「自分の状態」を見つめ直すことが第一歩になります。
再び前を向くための3つのコツ
① 「目標」よりも「目的」を思い出す
なぜ泳いでいるのか?
私にとっては「自己ベストを更新する喜び」「30代後半でも進化できるという自信」でした。
目先のタイムだけでなく,「自分にとっての水泳の意味」を見直すことが大切です。
② 余韻と向き合う時間も確保する
すぐに次の大会を決める必要はありません。
1〜2週間は「体の疲れを癒す」「気持ちを整理する」時期と考え,ゆるやかに練習を続けることも有効です。
③ 「次の一歩」を小さく設定する
- 次は50m自由形でもう一度ベストを目指してみよう
- フォームを見直して,より楽に速く泳げる方法を探してみよう
- 週1回の補強トレーニングを始めてみよう
小さなステップでも,未来に向かって進んでいる実感がモチベーションを生みます。
私の「次の挑戦」
私自身,現在は10月11日の「STAR CUP」で50m自由形と100m自由形のベスト更新を目指して,再スタートを切っています。
それと同時に,「より良い泳ぎ方を追求する」ことをテーマに,技術や意識の質を高めていこうと考えています。
まとめ
大会後のモチベーション低下は,誰にでも訪れるものです。
だからこそ,自分自身の「目的」や「次の一歩」を見つめ直すことで,また新たな挑戦が始まります。
水泳は年齢を重ねても続けられるスポーツです。
30代,40代だからこそできる泳ぎがきっとあるはず。
私も,次の大会へ向けてまた一歩ずつ進んでいきます。
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