【練習レポート】7月第5週(7/28〜8/3)|高速テンポと乳酸耐性を導入した1週間

こんにちは,「泳ぐ課長の水中戦略課」です。

今回は、2025年7月第5週の練習メニューと結果レビューをお届けします。


目次

今週のテーマ:高速テンポと乳酸耐性の導入

7月29日の週は「短水路特化のスピード力」と「後半失速防止の粘り強さ」の両立を目指した構成で進めました。


今週のメニューと結果

月曜日(7/28)|低負荷+刺激入れ

  • メイン:25m×8(Odd Fast)
  • 14〜15秒で安定。ピッチ刺激+100mの浮き上がりの練習として◎。
  • Sprint37.5m(ターン付きAll-out)
  • ドルフィン5回→浮上→37.5m全力。短水特化に最適。
  • Pull・Kick
  • Pull:35〜36秒。呼吸制限下でも崩れず。
  • Kick:46→42秒のディセンディング成功。

総評:軽負荷でも質が高くできた。木曜以降への準備として最適な内容となった。


木曜日(7/31)|高負荷①(ディセンディング+爆発力)

  • Main①:50m×6 Descend
  • 34→30秒へ理想的な推移。スピード粘りが育成中。
  • Main②:25m×4 All-out
  • 13秒台安定。瞬発力とテンポ切替に対応。
  • Pull・Kick
  • Pullはやや失速傾向。フォーム維持に課題。
  • Kickは後半でギアUP(50→43秒)。

総評:全体を通して高強度を維持。ディセンディングは質向上に繋がった。


土曜日(8/2)|高負荷②(短距離+ターン特化)

  • Broken125(50→25→25→25)×2set
  • 前半50mは安定して29秒出せるようになってきた。各25mは15秒でキープできたが,もう少しタイム上げたい。
  • 25m×6(Odd全力+Even Easy)
  • ギャロップ+2回に1回呼吸で13秒安定して出せるようになってきた。
  • Pull・Kick
  • Pull:36〜37秒を維持。
  • Kick:48→42秒と設定通りにディセンディングできた。

総評:スプリントフォームとリズムの再現性が上がってきた感触。


日曜日(8/3)|中負荷+フォーム修正

  • Broken100(25×4)
  • 13→15秒。後半崩れを防ぐ粘りの感覚が強化できた。最後15秒まで落ちてしまったため今後の課題。
  • Form Swim/Sprint37.5m
  • 疲労下でも32秒×2で安定。37.5m爆発スプリントは神経刺激◎。
  • Pull・Kick
  • Pull:35秒で維持。
  • Kick:45→41秒で目的通りのタイムで泳げた。腰が落ちなくなってきており,体幹も安定したかも。

総評:週末でも崩れず,安定したテンポとスパート感を実現できた。


まとめと次週への課題

  • スプリントやテンポ再現の質が全体にわたり向上できてきている。
  • ギャロップクロールのフォームやターン後の浮上→加速ができるようになってきた。
  • 一方で,Pull・Kickは日によってタイムが安定しない。”タイムのブレ”をどう抑えるかが次週の課題。

来週(Week6)は「スプリント力・フォーム整理」をテーマに進めていきます。
短水路に特化した技術をさらに研ぎ澄ませていきましょう!

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