こんにちは,「泳ぐ課長の水中戦略課」です。
6月29日にインフロニア草津アクアティクスセンターで行われたKANSAI MASTERS 2025に出場してきました。100m自由形で目標としていた59秒台を目指し,全力で挑戦しました。
結果は1分00秒を切り,59秒95と目標達成!30代後半での自己ベスト更新に,大きな達成感とこれまでの練習の成果を実感できました。
この記事では,大会当日のレース内容と振り返り,今後に向けた課題や練習の方向性を整理してみたいと思います。
同じようにマスターズ大会でベストを狙っている方の参考になれば嬉しいです。
大会結果
記録
- 種目:100m自由形
- 公式タイム:59秒95(目標の59秒台達成!)
ラップタイム(25mごと)
- 1本目:13.78
- 2本目:15.15
- 3本目:15.40
- 4本目:15.62
レース展開
前半50mは13.78+15.15で28.93。目標としていた28秒前半で入りたかったものの,わずかに届かず28秒後半での通過となりましたが,流れ自体は良く良いリズムで前半を泳げました。
ターン後も3本目15.40と粘れましたが,最後の25mでは疲れが出て15.62に落ち込みかけました。それでも最後の15mでピッチを意識的に上げて粘り切り,目標の59秒台に滑り込む形でフィニッシュしました。
今回のレースは前半から積極的に流れを作り,後半の失速を最小限に抑えられた実感があります。
分析結果
今回のレースを含め,過去2大会のラップタイムと比較しながら振り返ります。
今回(6/29)のラップタイム(25mごと)
13.78 → 15.15 → 15.40 → 15.62(合計:59.95)
過去大会
5/25(50mごと)
- 前半50m:28.84
- 後半50m:31.28(合計:1分00秒12)
4/13(25mごと)
- 13.75 → 15.61 → 15.78 → 15.45(合計:1分00秒4)
成長したポイント
- 前半50mは28.93と,目標の28秒前半には届かなかったものの,過去2大会よりも安定したスピードで入れた。
- ターン後3本目(15.40)が4月・5月より改善しており,ターン直後の加速を維持できた。
- 合計タイムも初めて59秒台に到達し,練習の成果を実感できた。
課題として感じたこと
- 目標通り28秒前半で前半を通過するためには,スタートから15mまでの加速をもう一段階上げる必要がある。
- 最後の25m(15.62)は依然としてペースダウン傾向があり,疲労が出る後半でピッチを維持する練習が必要。
今回のレースではターン後の動きや前半の流れ作りに成長を感じた一方で,目標タイムをさらに縮めるには前半のスピード強化と後半の粘りが引き続き課題だと実感しました。
良かった点・課題
良かった点
- 前半50mで焦らず自分のリズムを維持しながら,流れに乗れた
- ターン後の3本目で加速を維持でき,ターン練習の成果が感じられた
- ゴール直前のラスト15mでピッチを意識し,最後まで粘り切れた
課題
- 目標の28秒前半で前半50mを通過するには,スタート〜15mの加速をもう一段階上げる必要がある
- 最後の25mでピッチが落ちかけたため,後半での持久力強化が必要
- 全体を通して呼吸回数を整理し,後半で呼吸が乱れないようにする
次の目標
今回のレースで59秒台を達成できたことで,自信を持って次のステップに進めると感じました。
今後は,
- 前半50mを目標の28秒前半で安定して通過できるように,スタートダッシュと15mまでの加速強化
- 後半25mでの粘りを保つために,AN系スプリント練習でピッチ維持の筋持久力を向上
- 呼吸リズムを整理し,後半で苦しくなっても姿勢を崩さないようにする
これらを重点的に練習して,次は58秒台を目標に挑戦したいと思います。
次回の大会や練習内容の見直しも記事で発信していく予定です。
まとめ
KANSAI MASTERS 2025で100m自由形に挑戦し,目標としていた59秒台を達成することができました。
前半から積極的に流れを作り,ターン後も粘り切れたことは大きな成長だと感じています。一方で,次に向けてはスタートからの加速力と後半のピッチ維持をさらに磨く必要があると実感しました。
次回は今回の反省を踏まえた練習内容の見直しや,新たな目標に向けた取り組みも記事にしていきます。
これからも「泳ぐ課長の水中戦略課」をよろしくお願いします!
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